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【NFエンジニアの舞台裏 vol.2】ブランク10年から45歳でのIT再チャレンジ

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今回お話を聞いた土居さんは、現在、株式会社ネクストフロントで主任として活躍されています。 様々な経歴をお持ちで、IT業界に10年ブランクがありながらITに再チャレンジされた理由や再チャレンジ後の軌跡を深堀しました。 まとめ役として活躍してる方やIT再チャレンジを検討中の方は共感する部分が多く、参考になるお話もあるかもしれませんね。

 

 

ブランク10年から45歳でのIT再チャレンジ

根久

自己紹介お願いします。

土居

土居浩平です。立場としては主任をやらせていただいてます。

根久

業務内容や使用している言語など教えてください。

土居

今は広告会社さんのシステム部門にSESで入らせてもらっています。使用言語はPHPをメインに、WEBシステムの開発と保守担当させていただいてます。

根久

土居さんはIT業界Uターンされたと聞きました。どれくらいブランクがあって再チャレンジされたんですか?なかなか周りにいなかったので気になります。

土居

新卒で入った会社で3年ほどIT業界で勤務しました。そこから、お洋服中心のセレクトショップで店舗スタッフとWEB通販サイトの運用、並行して派遣でITの仕事をしたりしてました。(ここまでで6年)
そこから実家の都合で、実家の家業を手伝うことになりました。

根久

その時には派遣のITの仕事だったりは辞められたんですか?

土居

はい。派遣もセレクトショップも辞めて実家に帰って商売を引き継いで働いてた期間が10年ほどです。
その後家業に見切りをつけどう働いていこうかと考えた時に、以前の経験である程度のことはできるんじゃないかなって考えてIT業界に再度チャレンジしました。2年ちょっと、派遣で働いてなんとか業界復帰できそうだと思い正社員雇用を目指したところでネクストフロントと出会いました。

根久

転職イベントでこの(株)ネクストフロントと出会ったとお聞きしました。
決め手だったりはありましたか?

土居

転職・中途採用イベントにいた先輩社員のIさんとお話しして、経験に一定の評価をしていただく中で、この人達となら肩肘張らずやっていけるかなと思えたからですね。
なので、決め手はIさんとお話できたからですね(笑)

ブランクからここまで…日々の業務

根久

仕事で嬉しいことや楽しいと感じることはありますか?

土居

ITの仕事だと、プロジェクトが完了したときなどに達成感があり楽しいって感じるお話はよく聞くと思うんですけど、僕の場合、クライアントさんと直接やり取りして期待されている要望など伺う中で、お客様が求めている一歩先の対応ができてそれを喜んでいただけたとき直接的な嬉しさを感じます。

根久

土居さんの経験からくるスキルですよね。
逆に、仕事上で難しいと感じることはありますか?

土居

そうですね、機能改修や追加が行われる際に要求と現状の仕様との矛盾がある場合などの調整はやっぱり難しいなと思います。

根久

なるほど、それは難しそうですね。上手く認識を擦り合わせることは人間関係においても難しいところがありますしね…

根久

それではこの会社で働く上で成長を感じたエピソードなどありますか?

土居

前職以前の経歴にも関わりますが、僕は新卒でITの会社に入ったりました。そこから別の仕事に就いた期間があって技術的なブランクがあるんです。その中で、再度業界チャレンジさせていただき業務経験を積んでいくうちに、仕様決定のミーティングなどを、 (僕の)仕切りでやらせていただくタイミングがあった時にここまでの仕事ができるようになったと1つの区切りとして自信と成長を感じました。

根久

土居さんは今ミーティング等で仕切り等もやられているんですね!

土居

たまにですけどね笑

根久

ちょうど若手と上長の中間、主任という立場ですが意識していることや苦労していることはありますか?

土居

意識していることと苦労していることは表裏一体かなと思うのですが、立場の中途半端さというか、どっち目線で今は語るべきなのか意識しないといけないと考えていて、「今の流れでは上手く話せたかな」と思えることもあれば、「これは逆目線で話せたらよかったな」と思ったりすることもあり、中間の立場であるが故の目線の置き所は難しいなと思います。

根久

立場的に気を遣うところは多そうですね。
それでは在籍している部署だったり、チームの雰囲気を教えてください。

土居

業務中は結構淡々としていてそれぞれのやるべき作業を進めている割合が多いんですけど、各々連携が必要な時に支障は全くないなと感じています。一番良い友人関係で「沈黙が気にならない」のと少し似ていて、仕事仲間としてはそういう感覚として良いチームなんじゃないかと思います。

こだわりから見えてくる日々や人物像

根久

仕事の日のルーティーンだったりはありますか?

土居

特別なルーティーンはないですが、出勤の時に飼っている猫が見送りに来てくれないとテンションが落ちて寂しくなります(笑)

根久

ほっこりするルーティーンですね!いつも最愛の猫ちゃんから元気をもらってるんですね(^^)

土居

「どこに行くんや!?なんで構ってくれんのや!?」って鳴かれてますね(笑)

根久

こだわりの仕事道具あれば教えてください!

土居

こういう業界だと、マウスだったりキーボードだと思うんですけど、僕は通勤に使っているバッグです。会社で支給されている16インチのノートPCが丁度収まる大きさのレザーのプリーフケースを探してた時に見つけて一目惚れしました(笑)

根久

推しポイントだったりはありますか?

土居

ブライドルレザー(馬具に使用される牛革 )の一枚皮で作られていて成形に作り手の拘りが見えるところです。マニアックなアイテムですよね。

根久

確かにおしゃれな土居さんにぴったりな鞄だなって思います。こだわりが伝わってきました。(ブライトルレザーとはなんだと持ち帰って検索しました…笑)

根久

仕事以外での趣味や情熱を注いでいることを語ってください!

土居

多趣味な方なのですが、映画見たり、音楽聴いたり、最近はファッション関係の買い物行ったりしてます。ちょうど今、ショーシーズンなので、いろんなブランドのファッションショーの動画を見たりしています。

根久

ストレス発散にもなってますか?

土居

なってますね。ストレス発散だけじゃなく、趣味を通じて出会う人たちと話すことが仕事に繋がる何かになれば良いなって思います。

気になるIT技術は流行の…。

根久

気になってるITコンテンツ、好きなプログラミング言語はありますか?

土居

やっぱり生成AIかな~面白がって使ってます。

根久

私も気になります!AIスキルとか最近聞きますよね

土居

まだ業務で携わることはないんですけど、日々のソースコード書く時とかにChatGPTを参考にさせてもらったり、業務以外の分野でも、AIでの画像や動画の生成など新しい技術がでてくるとちょっと触ってみての面白味を感じます。著作権の考え方とかも変わってくる、変えないといけない部分も感じるので、動向としては生成AIは気にして見ておかないといけないジャンルだなと思います。

根久

このお話を聞くとほんとIT業界って流動的なんだと実感しました。
新しい技術ができるってことはそのためのルールも生まれるわけで、時代が変わっていく様を感じますね。

再挑戦から見えてきた適正。
大事なのは「チャレンジ精神」

根久

今後の目標はありますか?

土居

目標は、今後は会社の運営自体にも携わっていければいいなと思っています。

根久

IT業界を目指す後輩にアドバイスだったりありますか?

土居

業界として常に新しい技術に触れていないといけないので、新しいことへのチャレンジを怖がらない姿勢は大事だと思います。あと、何か問題が起こった時にその問題の原因を切り分けて論理的に考えていくことさえできれば、なんとでもなるかなと思います。
その気持ちで今後のIT業界を目指す後輩たちには頑張ってほしいなと思います。

根久

そうですね!IT技術は日々進化してるので変化を嫌がらないまたエンジニアはトラブルはつきものなので問題を解決していく力は本当に大事だと実感してます。その気持ちさえあれば、エンジニアの仕事は乗り越えていけそうですね。
以上で土居さんの深掘りインタビューは終了になります。

執筆者

根久 エンジ子

ネクストフロント入社半年。業務システムに従事するWebエンジニア。

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